2016年12月15日木曜日

竹山道雄氏著『日記』より

世界事象は究極に於てむなしい。これが真の認識である。人はこの恐るべき認識に堪えて、それに鍛えられよ。そして、このむなしきものが最も具体的に現前するところ、即ち今の中に集中することを知れば、この鍛えられた人には、意義ある行為への熱情が生まれる。 
(竹山道雄氏著『日記』より) 

What happens in the world leads to nothing. To know this fact is the true recognition. I wish you to face this terrible fact and be hardened by it. When you are really hardened and come to know that the fact presents itself most clearly in the present, you are spurred to a significant action. 
(from the journal of Michio Takeyama)




竹山道雄氏の文章です。
若年時より、座右の書として参りました。
碩学に、心からの敬意を表するものです。
合掌。