2016年2月28日日曜日

賀富良津神

太古、かふらのかみさまが、ご鎮座され、その地は、かうらと呼ばれるようになった。賀富良という漢字が当てられた。そして、そこに、湊が開削され、賀富良津と称された。時を経、人々は、かふらのかみさまを、賀富良津神と記し、尊崇した。
合掌。


国史大系.第四巻所収「日本三代実録」


賀富良津神、今、国史大系.第四巻所収「日本三代実録」貞観六年十月十五日の項で名を見出すことが適いました。高良神だと思うのです。神を崇敬し、日々、歌を詠む友と過ごした時が、僕を、この時空間へと運んでくれたような気がいたします。
合掌。



明治神社誌料府県郷社 香川県 熊手八幡神社



参考 以下、神社覈録(ジンジャ カクロク)からの引用です。



付記
続群書類従神祇部に収録されている「神階記」巻之三に、賀富良津の記載を確認いたしました。
合掌。



追記
江戸後期の金毘羅参詣名所図会では、迦毘羅津という字が使われています。たった今、気付きました。
合掌。

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