尾崎登喜雄氏著「私本長宗我部興亡記」を読んでいる。残すところ数十頁となった。史料以外で、これほど大部の長宗我部氏関係の書冊を紐解くのは初めてのことである。香川氏に関する記事に聊か首を傾げたくなる部分があったが、高松氏、金子氏に注目、其の事跡を顕彰なさったこと等、瞠目に値する。亦、長宗我部氏改易後の家臣団の消息等、学ばせていただくこと多々である。
本書は、今後、四国の中世から近世を紐解く格好の手引書となるのではないだろうか。
本書は、今後、四国の中世から近世を紐解く格好の手引書となるのではないだろうか。
尾崎氏のお仕事に心からの敬意を表するものである。
合掌。
追記
先ほど、読了。良書、要保存。私は、巻尾に、そう記した。
合掌。
参考
「長元物語」に見る観音寺香川氏
香川五郎次郎親和公の墓碑
鹿持川村
長宗我部地検帳 幡多郡入野郷鹿持川村
長宗我部地検帳を紐解いていたせいか、国吉城へ・・・。
文書から見る観音寺香川氏の事跡 ニ
文書から見る観音寺香川氏の事跡 一
讃岐・観音寺城、土佐・鹿持川城