2016年9月16日金曜日

生駒藩政史に関する合田學の著作、編纂書等々



拙著「讃州御国中村切高惣帳」は、御国中村切高惣帳という土地台帳と生駒藩組分侍帳という分限帳を繫いで構成したものでした。
1998年に初版を刊行した「讃州御国中村切高惣帳」に於いては、各郷村ごとの給人氏名を石高順に表記しています。そして、「讃州御国中村切高惣帳表計算篇」では、原文書表記の順に戻しました。その表計算データを元に、「宇足郡志」等、十三ほど刊行した讃岐全域に渡る郡志では、各地域をグラフ化致しました。用例として、宇足郡の法勲寺を添付致します。
こうした基礎的な作業を進めていく中で、当時の武将たちの心性に想いを馳せ、歴史と幾許かの繋がりを得てきたのが、僕の仕事でした。
地名と給人名と石高、これだけの表記から、様々な歴史事象を組み立てていくことが可能でした。この後、この仕事から、二十冊を越える新しい著作が誕生いたしました。古き佳き時代でした。
合掌。



付記
古文書講読の際、どうしても読めない箇所がございました。その夜、犬を連れて、公園を散歩しました。大きな楠がございます。そこが嘗ての一族の墳墓でした。神仏分離の際、移転を余儀なくされました。そこを通りかかった時、突風が吹き、大きな犬が尻尾を巻いてしまいました。その夜、甲冑を着た父祖が夢に現れました。そして、眼が醒め、書斎に行くと、綴じた筈の文書の懸案の箇所が開かれており、僕は読むことが出来ました。そうした経緯を経て誕生した書籍です。
合掌。 合掌。
 合田學著「讃州御国中村切高惣帳」より

 合田學著「讃州御国中村切高惣帳表計算篇」より

合田學著「讃州宇足郡志」より



生駒藩政史に関する合田學の著作、編纂書等々

合田學著 生駒家給人帳、生駒家知行帳、寛永期讃岐の知行形態(第四版)
合田學著 讃州御国中村切高惣帳、生駒家寛永知行帳(第三版)
合田學著 生駒家家臣分限ノ記、校訂者補遺、デ-タベ-ス編(第四版)
上坂眞信著 生駒家家臣団の解体(第二版)
合田學編纂 生駒家家臣分限ノ記 テキスト、グラフ篇-1(第二版)
合田學編纂 生駒家家臣分限ノ記、五種の生駒家侍帳に於ける記載の異同
合田學編 生駒藩組分侍帳(第三版)
合田學著 生駒家襲封期高松城下家臣団屋敷図 郭内編
上坂眞信著 寛永年中讃州諸郡知行主総覧(第三版)
合田學著 讃州御国中村切高惣帳 表計算篇(第三版)
合田學著 讃州御国中村切高惣帳 表計算篇(第二版)
合田學著 寛永年中讃州生駒家知行帳 グラフ篇(第三版)
合田學著 讃州御国中村切高惣帳 分析篇 郡-Ⅰ
合田學著 讃州御国中村切高惣帳 分析篇 郡-Ⅱ
合田學著 讃州御国中村切高惣帳 分析篇 郡-Ⅲ
合田學著 四種の生駒家侍帳に於ける記載の異同、生駒宗家直轄地一覧(第二版)
合田學著 生駒家家臣分限ノ記 表計算篇-1 五十音順(第二版第二刷)
合田學著 生駒家家臣分限ノ記 表計算篇-2 組分(第二版第二刷)
合田學著 生駒家家臣分限ノ記 表計算篇-3 給知高順(第二版第二刷)
合田學著 新稿 讃岐に於ける新田開作
合田學著 讃州生駒家に於ける給人知行の概要(第四版)
合田學著 讃州御国中村切高惣帳 グラフ篇
合田學著 寛永期讃岐の新田開作
合田學著 生駒宗家寄進寺社領の存在した寛永期讃岐の郷村
合田學著 明知行の存在した寛永期讃岐の郷村
合田學著 讃州大内郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州寒川郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州三木郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州山田郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州香東郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州香西郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州南條郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州北條郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州宇足郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第四版)
合田學著 讃州仲郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第四版)
合田學著 讃州多度郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州三野郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第三版)
合田學著 讃州豊田郡志 史料篇-1 生駒氏統治時代(第四版)
合田學著 讃岐に於ける新田開作(第二版)