何故だろう、二十四日の夜、書庫に入り、幾つか古いVHSを取り出したのだった。その中に、「北緯15°のデュオ」もあった。この映画は、フィリピンのマバラカット海軍航空隊基地から飛び立った神風特別攻撃隊敷島隊に取材した(足跡を辿った)ものだった。
そう、十月二十五日は、彼らの出撃の日であったのだ。日本人たる者、決して忘れてはならない大事な一日、少しでも多くの人が記憶してくれることを願い、拙文を記している。
今日、三日遅れではあったが、伊予三島市(現四国中央市)にある関行男海軍中佐の墓前にお参りをした。嘗て、国道十一号沿いに大きな道標が立っていたが、今は、写真のように小さくなっている。為に、気が付いた時は右折点を通りすぎていた。
墓前に一人端座して、心からの感謝を捧げた。
日本及び日本人は、尊い先達たちの犠牲によって守られてきたこと、忘れてはならない。
合掌。
付記
邦画「北緯15°のデュオ」のVHSパッケージです。
合掌。
参考
地図を付しておきます。地図中央の赤い十字の部分が墓所を示しています。
私は、村松太子堂の駐車場に車を止める許可をいただき、其処から歩きました。距離にして百メートル未満です。
合掌。
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