徳島大学図書館所蔵「蜂須賀家家臣成立書并系図」を閲覧中、勝間勘左衛門の項に目が留まった。何と、勝間氏は、讃岐香河氏の流れを汲む香河久三郎景直の末裔であった。
以下、勝間氏の略年譜を記す。
合掌。
初代
香河久三郎景直
七人御扶持方御支配拾八石
御伽小姓役、御鷹匠頭
二代
勝間左市兵衛景光
七人御扶持方御支配十八石 → 高百石
御鷹方御用
三代
勝間丹兵衛景吉
高百石
御鷹方御用
四代
勝間常左衛門景尚
五人御扶持方御支配十石 → 高百石
御蔵奉行、大坂屋敷御目付
五代
勝間寿一郎景綱
五人御扶持方御支配十石 → 高百石
御鷹方御用、北御蔵目附、小払御奉行
六代
勝間勘左衛門景行
高百石
大坂屋敷御目付、西之丸御番
七代
勝間繁左衛門景胡
高百石
御城山定御番
八代
勝間勘左衛門元則
高百石
江戸警衛御用
THE SOCIETY IN HONOUR OF THE KOUSAKA *** DIGITAL ARCHIVE ***** kousakashikenshoukai@gmail.com
2014年12月6日土曜日
2014年11月22日土曜日
2014年10月3日金曜日
喩珈山蓮臺寺慈聖院
廃仏毀釈、神仏分離など行うものだから、一昔前の日本を、己が脳裏に再現することが、とても難しくなりました。為に、僕は、こうして、江戸期に刊行された名所図会を紐解きます。
今回取り上げたのは、海の向こう、備前(岡山県倉敷市)にある喩珈山蓮臺寺慈聖院(由加山蓮台寺慈聖院)です。嘗ては、高名な霊場でした。
合掌。
今回取り上げたのは、海の向こう、備前(岡山県倉敷市)にある喩珈山蓮臺寺慈聖院(由加山蓮台寺慈聖院)です。嘗ては、高名な霊場でした。
合掌。
2014年9月12日金曜日
九月十一日 娘の誕生日
合掌。
月が綺麗な帰り道でしたと記したfbf。
今、僕も月を眺めてきました。合掌。
付記
上記画像、拙文共に、昨夜のfbからの転載です。
合掌。
2014年5月21日水曜日
佐藤篤氏の仕事 二
一昨日の朝、お電話口から懐かしいお声が聴こえた。佐藤篤氏であった。佐藤氏は、讃岐中近世史を本格的に探る、当地では唯一無二の先学である。
お電話で再会の約束をし、本日、待ち合わせの場所に出向いた。遠方から参られた氏が先に到着、待ってくださっていた。有り難さに、自ずと頭が下がった。
今日は、氏の六冊目になる新著「讃岐国野原郷の歴史 高松城築城へ」をお届けくださったのであった。珈琲をいただきながら暫し歓談、理数系出身の方らしい謙虚な、そして精緻なお話をうかがった。記してお礼を申し上げる次第である。
合掌。
参考
お電話で再会の約束をし、本日、待ち合わせの場所に出向いた。遠方から参られた氏が先に到着、待ってくださっていた。有り難さに、自ずと頭が下がった。
今日は、氏の六冊目になる新著「讃岐国野原郷の歴史 高松城築城へ」をお届けくださったのであった。珈琲をいただきながら暫し歓談、理数系出身の方らしい謙虚な、そして精緻なお話をうかがった。記してお礼を申し上げる次第である。
合掌。
佐藤篤氏の仕事
http://kanonji.blogspot.jp/2012/11/blog-post_23.html
高野山文書に見る生駒家襲封初期の侍名簿
合田學著 「生駒時代高松城侍屋敷図(郭内篇)」
高野山文書に見る生駒家襲封初期の侍名簿
合田學校訂 「生駒家家臣分限ノ記」
2014年5月19日月曜日
四国遍路に関する画像データ (「倭漢三才図会」より作成)
四国遍路に関する画像データ
本画像データは、「倭漢三才図会第七十九巻」に記載された、阿波、土佐、讃岐、伊予に関する記事の内より、四国遍路に関するものを抽出、一巻に纏めたものである。
正徳五年(1715年)に成立したと伝えられる本書では、例えば、観音寺市の六十八番札所が八幡宮になっているなど、神仏分離以前の姿が伝えられていて、大変興味深い。本書を机上に提供する所以である。
尚、今回の掲載にあたっては、電子データ化が終了した上坂氏顕彰会図書収集部所蔵本を使用した。用いたテキストは、大坂の吉文字屋より刊行された全百五巻四十冊の和装本である。発行年は、添付された出版目録等から勘案すると、文化年間若しくはそれ以降と推定される。
本画像データは、「倭漢三才図会第七十九巻」に記載された、阿波、土佐、讃岐、伊予に関する記事の内より、四国遍路に関するものを抽出、一巻に纏めたものである。
正徳五年(1715年)に成立したと伝えられる本書では、例えば、観音寺市の六十八番札所が八幡宮になっているなど、神仏分離以前の姿が伝えられていて、大変興味深い。本書を机上に提供する所以である。
尚、今回の掲載にあたっては、電子データ化が終了した上坂氏顕彰会図書収集部所蔵本を使用した。用いたテキストは、大坂の吉文字屋より刊行された全百五巻四十冊の和装本である。発行年は、添付された出版目録等から勘案すると、文化年間若しくはそれ以降と推定される。
テキストの法量は、全四十冊ともに、縦25.5cm、横18.1cm。
合掌。
合掌。
付記
「倭漢三才図会」に関する書誌である。
「倭漢三才図会」は、江戸時代の百科事典とでも称すべき大部の書冊である。編纂者の寺島良安は、法橋の称号を持つ大坂在住の漢方医で、別名を尚順、号を古林堂といった。
本書の成立(刊行)は、巻頭に付された自序等から、正徳五年(1715年)のことと思われるが、詳細は分からない。構成は、分野別百五巻からなり、江戸期に刊行された版本には、八十一冊のものと四十冊のものの二種が存在する。各巻の詳細は、以下の通り。
首之巻:序・凡例・目録・跋、巻1:天文、巻2:二十八宿、巻3:天象、巻4:時候、巻5:暦占、巻6:暦日吉凶、巻7:人倫、巻8:親屬、巻9:官位、巻10:人倫之用、巻11:經絡、巻12:支體、巻13:異國人物 巻14:外夷人物、巻15:藝財、巻16:藝能、巻17:嬉戲類、巻18:樂器、巻19:神祭佛具、巻20:兵器 防 備、巻21:兵器 征伐、巻22:刑罰具、巻23:魚猟具、巻24:百工具、巻25:容飾具、巻26:服玩具、巻27 :絹布、巻28:衣服、巻29:冠帽、巻30:履襪、巻31:庖厨具、巻32:家飾具、巻33:車駕具、巻34:船橋類、巻35:農具、巻36:女工具、巻37:畜類、巻38:獸類、巻39:鼠類、巻40:寓類 怪類、巻41:水禽、 巻42:原禽、巻43:林禽、巻44:山禽、巻45:龍蛇類、巻46:介甲 亀蟹、巻47:介貝 鰒蛤、巻48:有鱗魚河湖、巻49:有鱗魚 江海、巻50:無鱗魚 河湖、巻51:無鱗魚 江海、巻52:卵生蟲、巻53:化生蟲、巻54 :湿生蟲、巻55:土地類、巻56:山類、巻57:水類、巻58:火類、巻59:金類、巻60:玉石類、巻61:雜石類、巻62:中華・北京・南京・山東・山西・河南・陜西・湖廣、巻63:中華・江西・浙江・福建・廣東・廣西・貴州・四川・雲南、巻64:日本總圖・朝鮮・琉球・蝦夷・西域・五天竺・北地諸狄・西南諸蠻、巻65:陸奥・出羽、巻66:上野・下野・常陸・上總・下總・安房、巻67:武藏・相模・伊豆、巻68:越後・佐渡・越中・信濃、巻69:甲斐・駿河・遠江・參河、巻70:能登・加賀・越前・飛騨・美濃、巻71:若狭・近江・尾張・伊勢・志摩・伊賀、巻72本末:山城 神社臼跡佛閣、巻73:大和、巻74:摂津、巻75:河内、巻76: 和泉・紀伊・淡路、巻77:丹波・丹後・但馬・播磨・因幡、巻78:美作・伯耆・出雲・隠岐・備前・備中・備後、巻79:阿波・土佐・讃岐・伊豫・安藝・石見・周防・長門、巻80:豊前・豊後・筑前・筑後・日向・肥後・大隈・薩摩・肥前・壹岐・對馬、巻81:家宅類、巻82:香木類、巻83:喬木類、巻84:灌木類、巻85:寓木 附リ苞木、巻86:五果類、巻87:山果類、巻88:夷果類、巻89:味果類、巻90:■果類、巻91:水 果類、巻92:山草 上下藥品、巻93:芳草類、巻94本末:湿草類、巻95:毒草類、巻96:蔓草類、巻97:水 草類、巻98:石草類、巻99:葷草類、巻100:■菜類、巻101:芝■類、巻102:柔滑菜、巻103:穀類、巻 104:菽豆類、巻105:造醸 酒果子鹽醤油、巻外:小目録、 (■印は、執筆に用いたコンピューターに該当する漢字がないことを示す。)
本書の成立(刊行)は、巻頭に付された自序等から、正徳五年(1715年)のことと思われるが、詳細は分からない。構成は、分野別百五巻からなり、江戸期に刊行された版本には、八十一冊のものと四十冊のものの二種が存在する。各巻の詳細は、以下の通り。
首之巻:序・凡例・目録・跋、巻1:天文、巻2:二十八宿、巻3:天象、巻4:時候、巻5:暦占、巻6:暦日吉凶、巻7:人倫、巻8:親屬、巻9:官位、巻10:人倫之用、巻11:經絡、巻12:支體、巻13:異國人物 巻14:外夷人物、巻15:藝財、巻16:藝能、巻17:嬉戲類、巻18:樂器、巻19:神祭佛具、巻20:兵器 防 備、巻21:兵器 征伐、巻22:刑罰具、巻23:魚猟具、巻24:百工具、巻25:容飾具、巻26:服玩具、巻27 :絹布、巻28:衣服、巻29:冠帽、巻30:履襪、巻31:庖厨具、巻32:家飾具、巻33:車駕具、巻34:船橋類、巻35:農具、巻36:女工具、巻37:畜類、巻38:獸類、巻39:鼠類、巻40:寓類 怪類、巻41:水禽、 巻42:原禽、巻43:林禽、巻44:山禽、巻45:龍蛇類、巻46:介甲 亀蟹、巻47:介貝 鰒蛤、巻48:有鱗魚河湖、巻49:有鱗魚 江海、巻50:無鱗魚 河湖、巻51:無鱗魚 江海、巻52:卵生蟲、巻53:化生蟲、巻54 :湿生蟲、巻55:土地類、巻56:山類、巻57:水類、巻58:火類、巻59:金類、巻60:玉石類、巻61:雜石類、巻62:中華・北京・南京・山東・山西・河南・陜西・湖廣、巻63:中華・江西・浙江・福建・廣東・廣西・貴州・四川・雲南、巻64:日本總圖・朝鮮・琉球・蝦夷・西域・五天竺・北地諸狄・西南諸蠻、巻65:陸奥・出羽、巻66:上野・下野・常陸・上總・下總・安房、巻67:武藏・相模・伊豆、巻68:越後・佐渡・越中・信濃、巻69:甲斐・駿河・遠江・參河、巻70:能登・加賀・越前・飛騨・美濃、巻71:若狭・近江・尾張・伊勢・志摩・伊賀、巻72本末:山城 神社臼跡佛閣、巻73:大和、巻74:摂津、巻75:河内、巻76: 和泉・紀伊・淡路、巻77:丹波・丹後・但馬・播磨・因幡、巻78:美作・伯耆・出雲・隠岐・備前・備中・備後、巻79:阿波・土佐・讃岐・伊豫・安藝・石見・周防・長門、巻80:豊前・豊後・筑前・筑後・日向・肥後・大隈・薩摩・肥前・壹岐・對馬、巻81:家宅類、巻82:香木類、巻83:喬木類、巻84:灌木類、巻85:寓木 附リ苞木、巻86:五果類、巻87:山果類、巻88:夷果類、巻89:味果類、巻90:■果類、巻91:水 果類、巻92:山草 上下藥品、巻93:芳草類、巻94本末:湿草類、巻95:毒草類、巻96:蔓草類、巻97:水 草類、巻98:石草類、巻99:葷草類、巻100:■菜類、巻101:芝■類、巻102:柔滑菜、巻103:穀類、巻 104:菽豆類、巻105:造醸 酒果子鹽醤油、巻外:小目録、 (■印は、執筆に用いたコンピューターに該当する漢字がないことを示す。)
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